
『太陽の末裔』『シークレット・ガーデン』のヒットメーカー、キム・ウンスク氏が脚本を担当し、事前からヒット間違いなしと関心を集めていた『トッケビ〜君がくれた愛しい日々〜』。2016-2017年の作品ですが、今なお人気の韓国ドラマの名作です。そんな 『トッケビ』 のキャスティング秘話についてまとめました。
コン・ユ(トッケビ/キム・シン役)
不滅の命を生きる高麗の武臣役
脚本のキム氏が5年間ラブコールを送り続けましたが、 コン・ユには丁寧にお断りされていました。
「キム・ウンスク氏が私にずっとラブコールをおくってくれたことに対して、感謝を述べるために会いました。そこで気持ちが変わりました。」とコン・ユは出演のきっかけを語っています。
当時は2012年の『ビッグ』以降ドラマに出演していなかった彼 。キム氏の情熱と本気に感動し、出演を決めたんですね。
イ・ドンウク(死神役)
過去の記憶を消された死神役
イ・ドンウクは主役級の俳優なのに、『トッケビ』では二番手の役を受けたというニュースが当時話題を呼びました。
彼はシナリオを読み、キャラクターの魅力に引き込まれ、サブ役でも出演したいという意思を明らかにしていました。
脚本家のキム氏は最初、イ・ドンウクと死神のイメージが合わないと考えており、人選は難航。
そんなとき、イ・ドンウク自ら、あの死神役を演じたいと積極的にキム氏に意欲をアピールしました。
「死神のキャラクターは魅力的だった。ストーリーライン、ファンタジージャンル、トッケビと死神が一緒に暮らす設定など、すべてが良かった」と彼は語っています。
切ない死神にがっつり心を鷲づかみにされてしまいましたね!
キム・ゴウン(チ・ウンタク役)
トッケビの花嫁役
恵まれない家庭環境で傷を抱え、幽霊が見える少女。製作陣はこの難しい役のキャスティングを慎重に行いました。
高校時代から大人までの幅広い年代を演じ、明るい雰囲気から複雑な内面まで表現できる演技力を備えた俳優でなければなりませんでした。
このキャラクターを表現できる女優として、若手の実力派女優の彼女が多くの中から選ばれました。
彼女は大学在学中に映画『ウンギョ』でデビュー。濡れ場ありの役に挑戦しましたが、新人賞を総なめにし、高く評価されました。
彼女はぱっと見普通っぽいんですが、演技力の高さと笑顔の愛くるしさに魅了されます。
ユ・インナ(サニー役)
チキン店の美人社長役
キム氏の作品『シークレットガーデン』に出演していた彼女。
今回の『トッケビ』でも キム氏特有のセリフを生かして魅力的なキャラクターサニーを演じています。
「トッケビ」制作陣はサニー役にどんな俳優が似合うか慎重に検討しました。その中でユ・インナのふんわりした魅力がサニーにぴったりと判断したそう。
切ないシーンも多いですが、無口な死神役とは対照的に、場を華やかで楽しくする貴重な存在!
ユク・ソンジェ(ユ・ドクファ役)
シンの家臣の末裔で財閥の御曹司役
かわいい魅力のドクファ役は、新人俳優やアイドルのマネジメントが関心を持った役でした。
最終的に、アイドルグループ BTOBのメンバーの彼に決まりました。
彼はドラマのコミカルな役割を完璧に演じました。
コミカルなシーンだけでなく、どきっとするシーンもありましたね~
武臣としてのかっこいい佇まい、初恋のせつなさ、コミカルなシーン、可愛い笑顔、全部に魅了されてしまいますわ~